デザインと暮らしは、どちらも大切にしたい
家づくりを考えるとき、「どんな家にしよう」と考えるのは楽しい時間ですよね。
外観や壁紙、床、キッチン、照明など、決めることはたくさんあります。
私自身も家づくりに携わる中で、デザインはとても大切だと思っています。
ただ、それと同じくらい大切なのが、
「その家で、どんな暮らしをするのか」
ということです。
どれだけおしゃれな家でも、実際に暮らしてみて使いにくかったり、家事が大変だったりすると、毎日の負担になってしまいます。
例えばリビングなら、「広くしたい」だけではなく、家族がどこで過ごすのか、子どもはどこで勉強するのか、庭とどうつなげるのか。
収納も、ただ多く作るのではなく、「何をどこにしまうのか」を考えることが大切です。
普段の生活をイメージしていくと、その家族に合った間取りが見えてきます。
そして、そこに自分の好きなデザインを取り入れていく。
私は、それが家づくりの楽しさだと思っています。
私自身は無垢フローリングが好きです。
木の質感や、裸足で歩いたときの感触。そして、時間とともに少しずつ変化していく表情にも魅力を感じます。
最近は庭にレモンの木を植えたり、アジサイを植えようと花木センターを見に行ったりしています。
家は、建てたときにすべてが完成するのではなく、住みながら少しずつ自分らしくしていくものでもあると思います。
家具を変えたり、植物を植えたり、棚を作ったり。
そうやって暮らしていくうちに、「自分の家」になっていく。
だから家づくりを始めるときは、
「どんな家にしたいか」だけではなく、「この家でどんな暮らしをしたいか」
も考えてみてほしいと思います。
デザインも大切。
暮らしも大切。
その二つが重なったとき、長く住み続けたいと思える、自分らしい家になるのだと思います。