私たちは間取りを考えるとき、
まず「一日の動き」から整理します。

朝起きてから夜寝るまで、
家族がどこを通り、どこで立ち止まり、
どんな動きをしているのか。

図面より先に、暮らしを思い浮かべます。
家づくりでは、外観や広さに目が向きがちです。
けれど、実際の暮らしやすさを左右するのは
毎日の「流れ」です。


その代表が、洗濯。

・洗う
・干す
・取り込む
・たたむ
・しまう

この流れが分断されていると、
移動が増え、手間が増え、
「とりあえず置く」が生まれます。

家が散らかる原因は、
物の量だけではありません。
動きに無理があることも、大きな理由のひとつです。

反対に、
洗面室の近くに物干しスペースを設ける。
乾いたらそのまま収納できる配置にする。
家族ごとに収納場所を決めておく。
動線をつなげるだけで、
家事の量は同じでも、流れは整います。
整った動きは、
整った暮らしにつながります。
間取りは、見た目をつくるものではなく、
暮らしの流れをつくるもの。

デザインは、そのあとでいい。
まずは、無理のない動きがあること。

それが、長く心地よく暮らせる住まいの土台だと
私たちは考えています。