私が家づくりを考え始めたのは、25歳のときでした。
結婚してアパートで暮らすことになったのですが、それまでは実家暮らしでした。
そのとき初めて、
「家に住むのにも、お金がかかるんだ」
と、世の中の厳しさを知りました。
当時はちょうどバブルの最盛期。
家が欲しくて、毎日のように新聞の土地情報や、新築住宅、中古住宅など、さまざまな情報をくまなく探していました。
その頃の私は、
「とにかく安い家を建てなくては」
と考えていました。
「プレハブでもいいのではないか」
そんなふうに思い、新聞のチラシを切り取っては、
「見てみて、こんな家があるよ!」
と周囲に見せていました。
すると、
「プレハブなんて、ものが悪いよ」
「長持ちしないよ」
と言われたものです。
安ければそれでいい、と思っていた私は、しぶしぶあきらめました。
そして、いざ住宅の仕事に就いたとき、あの頃の想いがよみがえったのです。
いい家は高い。
でも、安い家は長持ちしない。
この思いは、今では当社の大切なモットーにつながっています。
「安くていい家」
これは、誰もが願う永遠のテーマなのかもしれません。
だからこそ、これから家づくりを始めるみなさんには、まずたくさんの情報を集めることをおすすめしたいのです。
これから先、何年その家に住みますか。
これから先、家にいくらかけますか。
そして、あなたが思い描く暮らしや憧れは、どこまで叶えたいですか。
そうした一つひとつを大切にしながら、家づくりを進めてほしいと思います。
