◆2021年5月の住宅ローン金利の傾向

今月も住宅ローンの金利は、過去最低水準を継続しました。

金融機関によって判断は分かれましたが、金利を上げたところは、ほとんどなく大きな動きはありませんでした。

日本の住宅ローンと連動する、米国の国債と株価は、コロナ禍における財政出動と金融緩和によって、3月まで上昇基調にありましたが、4月に入ってからは、落ち着き、横ばいとなっています。

日本の市場金利(10年国債)は、3月ごろからは横ばいを続けています。

日本国債は、安定資産として投資家から需要が根強いのです。

しかし米国国債・日本国債、ともに横ばいを続けていますが、最低水準であるということは、今後、必ず金利が上がるといことを、認識して住宅ローンを選びましょう。

◆各住宅ローン商品の金利動向

  • 変動金利

ほとんどの金融機関が金利を据え置きました。

ちなみに、auじぶん銀行とpaypay銀行が、金利の低さ(0.38%)で、トップで並んでおり、それをメガバンクの一角である、みずほ銀行が追う状況です。

変動金利型の住宅ローンを選ぶ際は、0.4%から0.5%(表面金利)が現在の金利の目安となります。

  • 固定金利

10年固定は、ほとんどの金融機関が金利を引き下げました。

変動金利の金利引き上げが、いつ起こるのかわからないことを考えると、10年固定を利用することで、当面の金利上昇リスクが抑えられ、かつ変動金利との金利差も小さいというメリットがあります。

借入金額が大きかったり、返済期間が長かったりするならば、10年固定を利用することを検討しましょう。

長期固定金利も、ほとんどの金融機関が金利を引き下げました。

新規借入については、頭金の割合によってメリットが変わります。

頭金30%以上であれば、フラット35が最もメリットがあり、頭金20%以下であれば、みずほ銀行にメリットがあります。

◆2021年5月の住宅ローン金利の動向を総括

現在の金利は、最低水準ですので、いつまでもこの状況が続くことは、ありえません。

この低金利の状況では人気の変動金利ですが、金利が上がると魅力は少なくなります。

そして、金利の上昇が始まりましたら、変動金利よりも固定金利のメリットを意識しましょう。

現在、日本銀行の金融政策により金利約1%程度に抑えられていますが、金融政策が変更されれば、少なくとも1% 程度の上昇が予想されます。

そうなれば、変動金利や期間の短い固定金利は、たちまちに超長期金利を追い抜かしてしまうほど、金利差が小さいことを認識しましょう。

住宅ローンの金利が最低水準の状況の現在は、今後の金利上昇に向けて、超長期固定を低金利で住宅ローンを組める、最後のチャンスかもしれませんので、ご検討下さい。

ですので、今後の不透明な金利状況の可能性を考えると、フラット35は、借入時から完済時まで全期間固定型の住宅ローン商品なので、今借り入れた方は35年後の完済時までずっと低金利の恩恵を受けられる…というメリットがあります。

いくら借入時の金利がいくら低くても、何年後かには住宅ローンの返済に追われる生活…そうなってしまっては元も子もありません。

目先の数字にとらわれず、しっかりとそれぞれの住宅ローン商品のメリット/デメリットを理解し、家族のライフプランに合った住宅ローンを選択しましょう!!

※下記のサイトにて、フラット35の金利推移をご確認いただけます。

現在がどれほど低金利であるか?? ご参照くださいませ。

http://◆2021年5月の住宅ローン金利の傾向

【フラット35】の利用を予定している方、住宅ローンの新規利用・借り換えをお考えの方など、

いずれにしても、早めに行動へ移すことをお勧めします!!

最後に、金利は上昇傾向ですが2021年5月の住宅ローン金利は、まだ低水準で推移しております。

現在購入を検討している方はもちろん、住宅ローンを借り換えのタイミングを見極めているという方にとって、

金利が低い今月は、検討する価値があります。

住宅ローン金利が低水準にある、この機会を見逃さないようにしましょう。