こんにちは!!
現場監督の鈴村です。
梅雨に入って、雨が降ったり止んだり、工事現場に携わる一人としては悩める季節になりました。
そんなジメジメな季節なこともあり、今日は「湿気」について少しお話してみようと思います。
「湿気」というと皆さんどんなことを想像されるでしょうか?
梅雨時のジメジメであったり、「結露」なんかもありますよね。冬の寒い季節に暖房をかけてお部屋をあったかくすると窓ガラスに水滴がついてる なんてことや、浴室で入浴することで洗面室(壁面や洗面台など)で水滴がついてたりもします。
こういった「湿度」が高くなることが原因でカビやダニの発生につながったり、、、しかも「カビ」や「ダニ」はそこに住む人の健康に悪影響を及ぼすだけでなく「住宅の健康」にも劣化として影響してきます。
住宅を建築する際にはこういった「結露」に対して対策をとった工法が採用されていたりします。その中の一つで「通気工法」と呼ばれるものを少しご紹介します。
写真は横胴縁(よこどうぶち)と呼ばれサイディング等の外壁を縦長に貼る(縦張り)際に下地を横方向に外壁材と直交するよう施工した状態です。
この木材を「通気胴縁」と呼び 等間隔に穴があいてますね? この穴を空気が通って壁の中と外気がつながります。このように仕上げの外壁材と躯体の間に空気の通り道をつくって壁の中の湿気を外に逃がす工法を「通気工法」と言います。 壁の中で結露しないようにする為に考えられました。
まだ他にも「仕掛け」があったりするのですが、長くなってしまいますのでこの辺で。。。
今週6/22・23 は可児市で完成見学会があります
実際の建物を見ながら僕と「続きのお話し」聞いてみたいなんて思って頂けた方は是非ご来場ください。お待ちしております!
それでは、また。